2016年3月2日水曜日

別花2016年4月号 パレス・メイヂその二十一感想

もう今回はなんか「胸が痛いです」としか言えない…。
最近はずっとそんな展開だけど。

まずは、扉の御園の横顔がシンプルなんだけど素敵〜。
御園の心情は、一切言葉にはされてなくて
表情で全てを物語っている演出で、その為か今回は御園の
顔がめっちゃ綺麗だった気がする。ずっと憂い顔だったけど。
表情がくるくる変わるキャラの御園が、1話丸々笑わなかったのは
初なんじゃないかな。

彰子様即位の時のエピソード、この時15歳くらいかな?
軍服を着るシーンが、痛々しくてかっこよかった。
そして、彰子様は父親に泣いても良いって言われても
父親が死んだ時にも涙を見せない強い人だけど、御園との
別れの時は泣いてしまうし、その涙を見せてしまう…。
彰子様、本っ当に御園にしか甘えないし
弱い所を見せないんだね…という萌え…!
彰子様の御園への思いって、いつも私の想定のちょっと上を行く。

そして「何故心配したんですか?」という御園の問いに
言葉を詰まらせる真珠様。
これは、本当は真珠様も「彰子様も本当はそんなに強くない」って
わかってるからだよね。それでも彰子様の側に御園を
置きたくないのは、彰子様に対する独占欲…?というか
「私は立場を弁えて(本当は側に居たいのに)
東宮様や彰子様と距離を取ってるんだから、あなたも
立場を弁えてよ」って感じかな。

お律は、付け込むなら今がチャンスだし、自分も御園と
お別れなのに「天子様の事はもう良いんですか⁉︎」って
声をかけててめっちゃ良い子。
何らかの形で報われて欲しいな〜。

そしてまた2ヶ月…。隔月刊は長いな〜。
早くくっつく所が見たいけど、それイコール最終回っぽいので
来て欲しさと欲しくなさが入り混じった矛盾。