2016年9月2日金曜日

別花2016年10月号 パレス・メイヂその二十四感想

パレス・メイヂ六巻収録予定回の感想です。
ネタバレがあるので、ご注意下さい〜。








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1巻最後のモノローグの「毎年お裾持ちの栄誉を賜った」=
今回の新年会で陛下の元に戻る、という事だと完全に思い込んでいたので
「裾は持つけど陛下の元には戻らない」展開にびっくりしたー!
でもとっても良い泣ける回でした。

もう冒頭の、陛下と典侍様とのやり取りからして泣けた
「おかげで楽しい日々だった」って所とか。
典侍様は1巻の時点だと、まあそんなに言うならしょうがないか
、って感じだったけど、いつの間にかそこまで覚悟を決めてたんですね。
アスター夫人も、鹿王院宮様を諌める感じになってるし、
ちょっと前に真珠様のお許しも出たし、後は本当に陛下の気持ち1つ
(と宮様)だけになって来たな~。

陛下が裾を引っ掛けて御園がとっさに飛び出してからの、流れが素晴らしくて。
二人の表情の変化がとても良かった。
あと今回はもう、ラストの「東宮侍従御園公頼と申します」の
破壊力が凄くて、「第一部完」って文字が見えるかのようだった。
あと東宮様が御園に懐いてるの、凄い萌える。
こんなの将来、三角関係になってしまう…(ならない)。
鋼の錬金術師の最終回でも、エドとアルがスーツ着てたの凄い
グッと来るものがあったし、少年の成長ストーリーにおいて、
大人になった象徴として衣装替えするの凄い好き。
個人的には、子爵服より侍従の燕尾服の方が好きだなー。


六巻収録回どれも凄く良かったなあ。
六巻は御園が大人になるまでの話だったんですね…。
あと何よりまだ続くっていうのが嬉しい。また先が読めない感じなんだけど、
新キャラとか出るのかなあ。東宮様が即位する所とかも、
描かれる感じなんでしょうか。アレクセイ殿下とかもまた出てきて欲しいな~。
今回を読んでからまた一巻から読むと、二人共遠い所に来たねぇって
思うし、青春の儚さに泣けます。

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