2017年3月10日金曜日

別花2017年4月号 パレス・メイヂその二十七感想

7巻収録回のネタバレ感想です〜。












御園の怪我、私がイメージしてたより軽めでした。
手術して一週間くらい入院するような感じかと思った。良かった〜。
烏丸侍従長の御園に対する誠意もぐっと来ますね。
番子先生は明滋帝もそうだけど、人格者のふと見せる弱さを素敵に描きますよね…。

宮様と庭で話してる時の陛下がもう、なんか憑き物が落ちたような
顔をしてるのが印象的でした。
多分少し前くらいから、東宮様に言ったような答えにはたどり着いてて、
今回口に出すことで、完全に自分にかけた呪いを解く事ができたんじゃないかな〜。
そして陛下が東宮様を救ってあげたように見えて、
東宮様も陛下を救ってあげたんじゃないかと。
子どもってそういう存在な気がします。

この震災を発端にした陛下の苦悩に対して、陛下が自分で答えに
たどり着くのを、御園が信じて待っててあげたのが凄く良かったな〜、と思いました。
そう、今回は特に御園は病床なので「信じて待ってた」だけなんですよね。
ある意味ヒロインポジというか笑
そういった、男女逆転的なんだけど同時に、ちゃんと各々が持ってる
性別に由来する美質も損ねてない所が凄くこの作品らしいな、と思います。

今回は本当に、宮様も宮様らしさを発揮しつついい所を見せてくれたし、
ついにラブシーンも見られたので良かったです…。
あとアスター夫人と宮様がくっつく路線なのはびっくりしました。
お友達路線なのかと思ってた〜。でも絶対こっちの方が相性良いですよね。
宮様にも良いことがありそうで良かったです。
アスター夫人がなかなか落とせなくて、宮様が凄く頑張ると良いなと思います笑

次号最終話、大団円の予感ですね。
ああついに終わりが来てしまった…。震えて待ちたいと思います…!

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